The Two Towers (2002)

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 (2002)
THE LORD OF THE RINGS: THE TWO TOWERS


《公開時コピー》
新しい出会いと別れ――
第一部は序章でしかなかった。

Tagline: A New Power Is Rising


いやーあ、すごかった。
迫力の映像に、大きい音に、
3時間以上もかけて、”つづく・・・”に
持っていく強引さに。

面白かったし、みんな無駄にカッコよかった。

こーゆー映画を見るたびに思うんだけど、
声援をおくってもいいような映画館はないのか?

いっしょに雄叫びをあげ、闘いたい私である。

ボロミアの弟がフォロミア?悪いが、
劇場でぷーーーやった。

連想したのは、”シナボン”の小さいのが”ミニボン”って話。
関係ないけど。

2003/04/16 (水)

追記
で、公開時のコピーは、本国よりも、日本版の方が凝ってますね。
ってことは、明らかに『アナライズ・ユー』は、手抜きか?

で、私は、どうもこの映画と『アナライズ・・・』を映画館で2本立て。
このあたりのチョイスといい、
バカさ加減といい、大変私らしい。
自分でもうっとりするほどバカだなぁ。

ANALYZE THAT

アナライズ・ユー (2002)
ANALYZE THAT


《公開時コピー》
癒すぜ、ベイビー!
Tagline: Back in therapy


何度目かの”意外なデニーロ”
ウエストサイド・ストーリーを歌ってたけど、
多分普通に歌ったら、上手いんだよな・・・なんて
思ってしまった。

ツインタワーのないNYは寂しいな。

申し訳ないが、爆笑したのは、
NG集だった。

あのデニーロが間違うの???なんて思ってみてました。

ビリーもカットされたテイクの方が、
いろんなネタを披露していて面白かったなぁ。

2003/04/16 (水)

追記
公開時のコピー!!何?
ムカつくわ!
なめとるな!

Spy Game

スパイ・ゲーム (2001)
SPY GAME


《公開時コピー》
美しい獣たちのミッションが始まる!


やられた。がっくりだ。
予告では面白そうだったので、見たかったが、
やはり懸念していたとおり、
レッドフォードのための映画だった。

『どうだ?今でもカッコいいだろう?』ってのがぷんぷん。

ブラピと並んで歩くシーンなんて、あかんなぁ。

足も長いし、スタイルも悪くないのに、
どっかがオジイだ。

レッドフォードよ、無理するな。
メスを入れても、その皺は隠せまい。

サンダンスは、映画祭で名前を後世に残す偉業を果たしたかもしらんが、
相棒のブッチは、年老いて、ますます役幅を広げて楽しそうだぞ。

どちらか選べといわれたら、
人生楽しんでる、ポール・ニューマンの生き方が、
カッコいいなぁ。

2003/04/21 (月)

Heartbreakers

ハートブレイカー (2001)
HEARTBREAKERS

《公開時コピー》
慰謝料30億ドルの恋
幸せはダマしてでも手にいれる!


なんとまぁ、ビックリするほどの豪華キャストだ。

主演の詐欺師がシガニー・ウィーバーで
そのムスメ(ジェニファー・ラブ・ヒューイット)は、
どうでもいいけど、スタイルいいけど、小さすぎて、
シガニーと並んだら迫力なさ過ぎ、
オバハンのパワーの前では、ダメか?

盗難車のディーラー、チンピラが似合うレイ・リオッタと、
もう、おじいのジーンハックマン
弁護士に、キャリー・フィッシャーで、
古い詐欺師にアン・バンクロフト。
ハックマンのところの、恐いメイドは、
ノーラ・ダン!!
”レベッカ”様のもとで働いてるあのオバハンみたいだった。

で、ジェニファーの彼役に、ジェーソン・リー!!
珍しく素直でイイ役。

ストーリーには、ちょっとナンが残るけど、
イイ役のジェーソン・リーが見られたので、良し。

2003/04/27 (日)

Chocolat (2000)

ショコラ (2000)
CHOCOLAT


ホノルル行きの飛行機で見逃して以来。
あのころは、ジョニー・デップブームだったため
どうしても見たかったけど、(顔が好みだっただけ)
そんなブームも去り、忘れておりました。

しかし、この監督の映画は毎回、異国の匂いがするね。
不思議な感覚だ。
お気に入りなのか?ジュディ・デンチがインパクトあり。

キャリー・アン・モスは、ワイヤーがなければ、寂しい別嬪さん。
リナ・オリンって、以外に小さく驚いた。

音楽よかったな。

2003/04/28 (月)

before sunset

ビフォア・サンセット (2004)
BEFORE SUNSET


《公開時コピー》
忘れられない人がいる、すべての人のための85分。


Tagline: What if you had a second chance with the one that got away?

切ない映画だ。
なんとも切ない気持ちになった。

冒頭の”著書”についてのように、
どう受け取ろうと自由なんでしょうけど。

9年のときは、人をどう変えるんでしょう?

久しぶりに、期待を裏切らない映画って
気がしたなぁ。

よくある”映画の中と同じように時がすぎる”映画でしたが、
サスペンスとは違う意味で、
時間の経過が気になった。

今回、驚いたのは、ジュリー・デルピーって作曲して、
歌うんだ!
なんとも味のある歌で、気に入ったなぁ。
脚本も、最初に彼女が書いたらしいし、
才女だったのか・・・
ただのおフランスの平目ちゃんだと思って、なめてたよ。
ごめんな。

しかし、イーサン・ホーク。
よく言うとワイルドなのかもしれないけど、
なんなん?
むちゃ老け。
頬なんかこけてしまって、貧乏臭い顔になってる。
作家として、成功してるって設定なのに、
なんともケチ臭い顔だ。
前作では、『ファンの気持ちがわかる』って思ったけど、
この歳の取り方は、いかんな。
ウマを裏切ったりするからか?
不道徳なことに、ご立腹なワタクシである。

しかし、この映画の85分って、
長かったのか、短かったのか、
私にはわからない。
主人公と同じように、再会を喜んで、懐かしんで、
どきどきして、切なくなって、憾んで、悲しんで、って
いろんな感情が交差した85分でした。

****************:
で、タイトルだけど。
せっかく前作が『恋人までの距離(ディスタンス)』
なんて可愛いタイトルなんだから、ちょっと考えたらよかったのに。

ビフォア・サンセットと、ビフォア・サンライズは、
これまたこれで、いいんだけど、
カタカナになったら、変な感じ。

alexandemma

あなたにも書ける恋愛小説 (2003)
ALEX AND EMMA


《公開時コピー》
教えます。完全無欠の恋の筋書き


Tagline: Is it love... or are they just imagining things?

ビバ!ロブ・ライナー。
かわいい映画を撮るおやじだなぁ、まったく。

好き嫌いはともかく、
ルーク・ウィルソンで、良かったのか?
もっと気持ち悪いぐらいダサ男のほうが面白かったのでは?と
思ったのは、名作『恋人たちの予感』を
思いだしていたからでした。

時代は変わって、
キュートなメグは、困ったオバハンになり、
鼻も胸もぺちゃんこのハリウッド2世女優ケイト・ハドソンが
ロマコメの女王なのね。

ソフィー・マルソーってすごいなぁ。
昔はあんなに垢抜けなかったのに、
やっぱりおフランス人ざんすから、
セクシーでおしゃれな大人の女性になってるわ。
ショートのボブがぐーだ。

彼女の婚約者の金持ちのちょび髭おやじは、
『愛が微笑むとき』のあの世のお迎えバスの運転手。

この映画、評判はあんまりよろしくないようで。
残念だなぁ。
味気ない原題にくらべ、可愛い邦題だし、
ニューヨークだし、
ノラ・ジョーンズだし・・・で、
私ポイントは高だ。

で、ロブ・ライナーらしい!って思ったところ。
小説の最後から読むとかどうとかって話。
『恋人たちの予感』のミステリーを最後から読むっていう
ビリー・クリスタルのハリーを思い出した。

あ!そういえば、あの映画のタイトルは
『WHEN HARRY MET SALLY...』って、
二人の名前だったんだ!
Chances Areワン・モア・タイム (1989)
CHANCES ARE


懐かしい。
ずっと前に見たっきり。
細かいところは覚えてないけど、
コメディって片付けるには、ちょっとなぁ・・・って思った映画でした。

少し切ないのと、あんまり面白くないのとで。

なんと言っても、この当時”旬”なロバート・ダウニーJr.が見所って
感じだしなぁ。

役得なのかそうでないのかわからんが、
ライアン・オニールが、親友の妻を
ずっと見守るシャイな男になっとるが、
私生活のプレーボーイっぷりを知っているので
うそ臭いことこの上なし。
ま、適度に枯れてて男まえではあるが。

最近メアリー・スチュアート・マスタースン。
この人がまた80年代臭い。
毎回の疑問だが、なぜこのヘア?

ヒロイン、シビル・シェパード。
この人もまた26年間も思い続けられる女性なんだけど、
ほんまかいな!なキャスティングである。

で、映画が始まってさっそく死んでしまう気の毒なご主人に
ロバートそっくりだったのには、驚いた。
前に見たときには、そんな風には思わなかったんだけどなぁ。

映画の面白いところは、見るときの環境や感情で
感想が変わるってところ。
初めて見たときは、
”娘”に歳が近かった私も、シビルに近くなると、
感情移入する対象が変わるわけですよ。

遊園地でデートするシビルとロバートのことを
『息子さん』っていうホットドッグ屋のおっさんがいたけど、
こんなシーン、前に見たこと忘れてた。
でも、きっと今度は覚えてるな。

いやはや、映画って奥が深いな。

本屋にいた変な女、自称クレオパトラの生まれ変わりは、
LAローのロクシーだ。

天国で記憶を抜き忘れるのは、Joe Grifasi
いろんなもので見すぎてて、わからんな。

図書館の恐い司書。
誰かとおもったら、
ブルース・ブラザーズの恐いシスター”ペンギン”だ。
この人、昔は美人女優だったそうで。
おおこわ。




just write

シネマチックな恋人 (1997)
JUST WRITE



という、2流の映画を見ました。


何が2流ってすべてがよ。

主演の二人も、地味だし(嫌いじゃないけど)
脇も地味。
ワープロの字丸出しの字幕も地味。
しかも、誤訳まであり。

ま、映画好きな人なら、夢に見そうな話なので、
特にひねりもなし。

悪い設定では無いんでしょうがねぇ。

女優・シェリリン・フェンのマネージャーは、
テレビの『依頼人』のレジーだ。
『ジャングル2ジャングル』の嫁はんだ。

有名代理人の”アーサー”は、
『プリンセスブライド』のビジニ。

で、ジェレミーのパパは、
『すべてをあなたに』とか『ウェディングプランナー』で
見てる人。
覚えてないが。

で、派手なパーティーやってるおばさんは、
『ジャングルジョージ』の彼女のママ。
『トゥルーマンショー』のジムのママでもある。
色々な映画で見てるザーマスなママだ。

とまあ、豪華でないキャストがたくさん出ているこの映画、
どう考えても主人公ジェレミー・ピーブン?ピヴェン・
名前も怪しい主演俳優。
彼が一番地味。
職業は観光バス(ロスのスターの豪邸めぐり)ってのも地味だ。

すべてに華がない。

Notting Hill

ノッティングヒルの恋人 (1999)
NOTTING HILL


Tagline: Can the most famous film star in the world fall for just an ordinary guy?

久しぶりに見たなぁ。
この映画で見て以来、
ヒューの印象は”頼りない男”だなぁ。

可愛いことになってるジュリアは、
ま、こんなもんでしょ。

この手の映画は、
理屈は関係なく楽しまないとね。

とはいえ、あまりのヒューの頼りなさに、
げんなりする私。
これが現代版『ローマの休日』なのか・・・

ま、あのジュリア相手じゃ
しっかりした男じゃだめなんでしょうけどね。

なんて、毒を吐いてはいるものの、
最後のシーンで♪she~なんて
コステロのおやじに歌われた日にゃ、
泣かずにはおれませんな。

”この手の映画”の、お約束。
脇がぐーだ。
みんなぐーだが、一番良いのは、スパイク。
日本名 リス・エヴァンス。
正しい発音はReese Ee-vans.
ま、なんでもいいけど、彼がいい。

久々に『ジャニス・ベアード』が見たくなった私。

********************

で、実際のヒューは、良くは知らんが
ブリティッシュなユーモアのセンスの持ち主だそうで。

ジュリアのファッション。
プレスインタビューの時の
マニッシュなスーツ姿(パープルのシャツ)がクール。
本屋を訪ねるときの(シャガール持参)のときのツインニット(!)や、
妹のバースデーディナーのチャイナ風シャツなんかは、
普通っぽいのを意識してんでしょうが、
私には魅力なし。